東急池上線・大井線が乗り入れる「旗の台駅」は、「旗が丘駅」と「東洗足駅」を統合して1951年に開業されました。そして2019年、「木になるリニューアル」によって木のぬくもりを感じるデザインの駅へと生まれ変わりました。 JRや地下鉄へ乗り換え可能な「五反田駅」「大井町駅」までは10分以内で、都心へのアクセスも良好です。また、東急大井町線は急行も停車し、人気の「自由が丘駅」「二子玉川駅」へも乗り換えなしでスムーズにアクセス可能です。

旗の台は閑静で落ち着いた雰囲気の街である一方で、買い物利便性良好な街でもあります。 駅の南側にある「旗の台稲荷通りふれあいロード」「旗の台4丁目商店会」「えばらまち商店街」の3つは隣の「荏原町駅」周辺まで繋がっており、多くの個人店で賑わっています。また、コンビニ・スーパーも多数点在しており買い物には困りません。 駅の東口を出て左手には「東口通り商店街(昭和大学通り)」があり、その先にある昭和大学病院までの道中に、チェーン店から個人店まで70店舗ほどの様々なお店が軒を連ねています。 駅から商店街に入ってすぐの場所には「ヘルス＆ウエルネス」に重点を置いた“都市型ショッピングセンター”の「イオンタウン旗の台」もあります。

旗の台駅から徒歩5分の「旗の台つりぼり店」は、元々は銭湯であった建物を、番台や体重計などの設備も残しつつ改装した釣り堀です。浴槽は生け簀となっており、中には鯉が泳いでいます。スロープや高さの低い生け簀もあるため、ベビーカーや車いすを利用する方も釣りを楽しむ事ができます。 また、脱衣場は鉄板料理やお酒の楽しめる飲食店となっており、遊びと食事の両方が楽しめる憩いの場です。 こちらも旗の台駅から徒歩5分の「新生湯」は、健康増進法の施行によって全国初の健康増進型銭湯となりました。浴室の壁面にはこれぞ銭湯といった大きな富士山が描かれています。昔ながらの風情が漂う銭湯ですが、週ごとに男女の浴場が入れ替わる「太陽の湯」と「大地の湯」で14種18のユニークな浴槽が利用できます。ジェットバスや白湯、露天風呂のほか、高濃度炭酸風呂や薬湯、フィットネス感覚の流水歩行風呂などがあります。人気の岩塩サウナを利用した後は、天然冷水風呂や至る所に設置された椅子で外気浴を楽しめます。

旗の台駅徒歩6分、荏原駅からも近い「旗岡八幡神社」は、1030年に源頼信が戦勝を祈願したことが発祥とされています。また、高台に源氏の白旗をなびかせ武威を誇ったことから、この地域は「旗岡」「旗の台」と呼ばれるようになりました。 毎年9月には神社で最も盛大なお祭りの「例大祭」が行われ、百軒近い露店が立ち並び、多くの参拝者で賑わいます。