「天王洲アイル」は品川区の臨海部にある再開発街区です。京浜運河、天王洲運河に面した沿岸に位置する約20万平方メートルの島で、江戸時代に築かれた第4お台場をベースに1985年より再開発が進められました。オフィスやマンションなどの高層ビルのほか、公園や広場などの憩いの場も整備されています。また、アート施設やパブリックアートが点在することで“アートの街”とも知られています。 水辺の施設や広場には「ボードウォーク」という板張りの遊歩道があり、運河や夜景を眺めて休憩や散歩ができます。天王洲アイルの3カ所のボードウォークには、ベンチの設置や様々な花木が植えられており、憩いの場として人気を集めています。

「天王洲ハーバーマーケット」は、毎月定期的に開催される都市型マーケットです。朝の水辺沿いでのヨガワークショップや、水辺とアートを巡り謎解きミッションをクリアしていく街歩きツアーなどの体験コンテンツのほか、マルシェエリアでの青果や加工食品・焼き菓子などの販売もあります。ハンドメイド・作家作品・ヴィンテージファッション・花や植物など、多様なジャンルの店舗が出店する、天王洲アイル周辺の地域活性の一端を担うイベントです。

“アートの街”を象徴するのが天王洲セントラルホール内の「アートホール」です。天井高5.5ｍ、大きな窓から自然光が降り注ぐ展示空間では、芸術大学の学生から有名な芸術家の作品まで、1年を通して多彩なアートイベントを楽しむ事ができます。誰でも気軽に立ち寄り、アートを身近に感じられるスポットの一つです。

「天王洲アイル駅」直結のシーフォートスクエア内にある「銀河劇場」は客席数746席、円柱状の建物内の三層構造の劇場です。客席と舞台の距離が最大20ｍと近く、パフォーマンスの迫力をダイレクトに感じられます。劇、ミュージカル、音楽、ダンスなど、さまざまなジャンルのエンターテインメントに触れることができる劇場です。

「東品川海上公園」は、目黒川が天王洲南運河に注ぎ込む河川部に位置する公園です。公園の南側には屋上庭園や噴水広場のほか、ミッフィーモチーフの花壇やミッフィーが描かれたカラフルな遊具が設置された広場があります。橋を渡った北側にはくじらをイメージした大きな滑り台がある遊具広場があり、お子様連れのピクニックにもオススメです。 「東品川海上公園」を北に進むと「天王洲公園」に繋がっています。こちらは児童公園のほか、3つの野球場やサッカー場・フットサル場など、人工芝の敷かれた多目的広場がメインとなった、スポーツを楽しめる公園です。